先日、「デニムの聖地」岡山県倉敷市の児島でデニムを堪能してきたというお話をブログでお伝えしました。
その中で、ベティスミスさんの工房で「ジーンズ作り体験」、お好みのデニムを選んでそれに好きなリベットとボタンを自分で打ち込み、レザーパッチをつける体験をしたんですね。
で、そのデニムが素材、シルエット共にとてもよかったので、本日はご紹介していきたいと思います。
ベティスミスのオリジナルブランド「デニムワークス」のスリムストレートジーンズ
今回、ジーンズ作りで購入したデニムは、ベティスミスのオリジナルブランド「デニムワークス」のスリムストレートデニム。
元々、既製品としてリリースしていたものを、ボタンとリベット、レザーパッチがついていない状態で工房に置いてあって、それを使って体験してきたということなんです。(要は、サイズ的なオーダーではなく、ディティールを自分ナイズできるという体験)
デニムワークスというブランド、実はあまり知らなかったのですが、コレがなかなか侮れなかった…。
美しい藍色のデニム…ちょっぴりツヤのある素材で、深みのあるカラー。(ワンウォッシュのものを購入しています)
今回倉敷(児島)で見かけたジーンズは、ベティスミスのみならず、他のブランドも素材が上質なものが多かった。さすがデニムの聖地というだけあるなと感じました。
バックシルエット。ポケット周りも装飾はなく、とてもシンプルな雰囲気です。
もう一回言いますが、きれいな藍色が美しいなあ(笑)
ジップ仕様。ノンウォッシュでボタン仕様のリーバイス501的なモデルもあったのですが、今回はジップ。
今まで惚れたデニムはボタン仕様が多かったので、久しぶりのジップ。頻尿の僕は、お手洗い時の機能性を考えたらジップが便利なのです(笑)
そんなカミングアウト、いらないって…。
レザーパッチは、通常展開されているデニムワークスオリジナルのもの。
他にもブラックやレッドのものや、可愛らしい雰囲気のものなど色々選択肢はあったんだけど、ココは遊ばずにコンサバティブに。シンプルなものが好きなのです。
「メイドインジャパン コジマ」
コジマと表記するところが、児島ブランドのプライドを感じます。
というわけで、実際に着用してみました。
デニムワークスのジーンズ、履いてみました
とても気に入ってしまい工房で履いて、そのまま倉敷に戻って撮影。
僕は165cm50kgなのですが、27インチを着用しました。ジャストで履くなら26インチだったのですが、ちょいゆったり履くということでワンサイズ大きめで履いています。
ストレートとはうたっているけど、裾を少し絞ってあり、ズドーンと下に落ちるようなシルエットではありません。
ほどよくテーパードといった感じででしょうか。
細過ぎず太過ぎず、立体的で本当にきれいなシルエットだなーって惚れ惚れしてしまいました(笑)
Tシャツスタイルから、ジャケパンまで、コレは幅広く使えそうなシルエットです。
赤耳(セルビッチ)のジーンズって、洋服のパターン的に立体的なシルエットにするのって、かなり難しいようなんです。
でも、そこはベティスミスのオーダージーンズを手がけてきた経験から、美しく見えるサイジングを導き出しているようで、ジャパンブランドのこだわりが感じられます。
美しい藍色の素材がきれいで好みだし、シルエットもいいし、必要最小限のデザインでシンプル。
今回唯一自分らしさを出したディティールは、コインポケット外側の花柄リベット。
ちょっとかわいいじゃありませんか!…コレ、女子ウケ狙っていますね(笑)全部花柄リベットだったら、かわいくなり過ぎてしまいますが、アクセント的に一つだけ「ハズシ」としてこんな見せ方も僕は好きです。
(↑今回選んだデニムの既製品ノンウォッシュバージョンが、ネットにあったのでリンクを添付します。定価13,000円なのに、ちょっぴり高いのはなぜだろう…)
児島のデニム作り体験は、東京でもできる!
今回倉敷市児島を訪ねて、デニムのリベットとボタン、レザーパッチをつける体験をしてまいりました。
ジーンズミュージアム見学や(外側からですが)工場見学、偶然にも通りかかったベティスミスの社長さんともお話をさせていただいたり、とても貴重な体験をさせていただきました。
岡山は遠かったけど、訪ねていって本当によかった。
モノづくりの背景や過程を知ること。
モノが溢れている今の時代を生きる僕らには、とても大事なことなのではないかと今回の経験から感じました。
ジーンズがお好きであれば、一度倉敷を訪ねてみるのも面白いかもしれません。
で、今回僕が体験したデニム作り体験、実は東京都内でもできるんです。
ベティスミスさんは、恵比寿にもショールームを構えており、そちらでも体験や既製品の試着やフルオーダーデニムのオーダーができるようなんです。
お住まいの地域によっては岡山は遠いという方もいると思うので、都内で体験できるのはうれしいですね。
ということで、今回は岡山県倉敷市は児島で自分ナイズして購入したデニムワークスのジーンズをご紹介しました。
いつもお読みいただきありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう!