こんにちは、コウヤマです。
最近よく冒頭でお話しているような気もしますが(汗)、今の時代はファッションを磨くには本当に良い時代になったなと感じます。
スマホでググれば、ファッションブロガーさんの論理的なノウハウが得られて、YouTubeを見ればファッションユーチューバーさんのおすすめアイテムが知れる。
書店に行けば、同じくブロガー、スタイリスト、ファッションディレクターの方のおしゃれ指南本が何冊も並んでいます。
1冊読むだけでも、十分おしゃれを楽しむための知識が付きます。
いくらでもメンズファッションを磨く勉強ができてしまうんですね。
誰でも、簡単におしゃれを楽しめるようになったと言っても過言ではないでしょう。
ファッションノウハウはほどほどにした方がいい理由
優良なファッションノウハウをいくらでもゲットできる今の時代。
ブログを読む、おしゃれ指南本を買って読む、オンラインサイトやメルマガ…ファッションを効率的に学ぶにはとてもいい方法だと思います。ある程度知識をつけた方が、いらぬ失敗をする確率は多少少なくなりますからね。
でも、
一定量の知識をつけたら、あとは実践して磨くのがいちばんの近道。
他の分野の勉強でも、スポーツや習い事でも言えることですが、机上でいくら多くの知識をつけても、実戦で直ちに役にたつかというとなかなかむずかしいからです。
例えば、サッカーが上手くなりたい人が、机上でサッカー知識、ルールや蹴り方、戦法、細かなテクニック、雑学などを3年学び続けたとして、いきなりピッチに立った時、すぐに活躍できるかというと…おそらくきびしいですよね。
なぜなら、実際にグラウンドで身体を使った練習は一切していないからです。
また、日本の英語教育も似ているかもしれません。膨大な量の単語や文法、テストで出る問題傾向の把握などを、僕らは学生時代に机上で何年も勉強します。
でも、英語が話せるようになるかというと、多くの人は話せない。なぜなら、「実際に海外の人と話す」という実戦が圧倒的に少ないからです。
(もちろん机上の勉強も大事、という前提でのお話です)
ファッションに関しても、同様のことが言えるでしょう。
有益な情報をたくさん得られる今の時代だからこそ、ノウハウを得てそこで満足して止まってしまうなんてケースもあるのかなと。
もちろん、楽しみ方なんて人それぞれですから、ノウハウコレクターもアリだと思います。
でも、おしゃれになっていきたいということであれば、「知識は目的ではなく手段」と捉えることが大事。知識は「現場でチャレンジするために使うもの」って考え方ですね。
シンプルなファッションを磨きたい場合であれば、
・おしゃれの基本的な法則(きれいめとカジュアルの法則、大人はきれいめ比率を多めにする、どのアイテムがきれいめでどれがカジュアルめかなど…)
・着こなしのベースとなるベーシックなアイテムを揃える
・購入するお店を定める(例:シンプルなファッションであれば、大手セレクトショップ、ユニクロなど…)
最低限、このくらいのノウハウをおさえられていればオーケーです。あとは実践して失敗しながら、足りないノウハウを必要に応じて足していけばいいと思います。
試着して試着して、たまに「コレはしっくりくるなー」なんてものは購入して実際に使ってみたり。
ファッションのプロがおすすめしていたものを、実際に試着しにいったり。「コレはたしかにいいなあ…」「あれ、自分には合わないかも…」なんてことがわかるでしょう。
時には、違和感たっぷりのアイテムを試着してみるのもいいかもしれません。
おしゃれになるためのアイテムは、自分の現状の価値観の外側にあったりすることもありますから。
こんな、実際に体験して得た情報が自分の糧になったりするんですよね。
と、エラそうに語っている僕ですが、ファッション以外の分野は臆病でなかなか踏み出せないんですが(笑)
まとめ
ファッションに関しても、他分野と同様に「ある程度知識を入れたら実践して、壁にぶつかったら解決するための知識を補完する」
こんな感じで磨いていくのがいいんじゃないかなと感じます。
机上だけで勉強していても、現場ではなかなかむずかしいし、だからといって全く知識なしではいらぬ失敗や遠回りが多くなる。
バランス感覚を持って取り組んでいきたいと、自戒の念も兼ねて書いてみました。
おしゃれを磨く際のヒントにしていただければ幸いです!