スニーカー・革靴

えっ?結婚式に履いちゃダメなの?革靴のフォーマル度4つの見分け方

ビジネスカジュアルが浸透して、スーツを着なくなった方、革靴を履かなくなった方、少なくないかと思います。

そして、今の情勢を見ていると、さらにこの流れは加速していくのではないかと感じるこの頃。

最近では、ユナイテッドアローズなどセレクトショップで「革靴ライクなスニーカー」も展開されていて、それがなかなかデザインがよかったりするんです。

革靴好きの自分としては寂しいものですが、それも時代の流れ…。

でも、時代が流れようと好きなものは変わりません。僕自身は、これからも革靴を楽しみ続けるでしょう。

ということで、今回は「革靴のフォーマル度」について。

実は革靴にも様々なデザインがあり、結婚式やビジネスなどフォーマル寄りのモノから、休日にジーンズと合わせられるようなものまで多様です。

実は、革靴であれば何でもどんなシチュエーションにも合わせられるということもなく、時と場合によっては履いていった靴がマナー的にNGになることも。

極端な例で言えば、楽だからと冠婚葬祭にスニーカーを履いていけば、さすがに失礼ですよね…。(そういったカジュアルウェディングであればアリ)

今日は、革靴初心者の方向けに「ざっくりではありますが、目安になるようフォーマル度カジュアル度合い」を解説していきたいと思います。

なお、革靴がお詳しい方からすると、「説明が足りない・コレも言及すべき」などご意見はあるかと思いますが、わかりやすさを重視して書く都合上ご了承いただければ幸いです。

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革靴のフォーマル度の見分け方

革靴のフォーマル度合いを、ざっくり見分けるのに手掛かりとなるのは、

・内羽根式か外羽根式か

・色がブラックかブラウン系か

・穴飾りの有無

・ひも靴かスリッポンタイプか

の4点がチェックできれば、大ざっぱには革靴のフォーマル具合がわかります。

 

内羽根式か、外羽根式か?

 

まず大きな見分け方の一つとしては、「内羽根か外羽根か

こちらが内羽根式。

一方、こちらは外羽根式。

紐を通す部分に違いがあるのが写真からわかるでしょうか。

言葉にすると何とも難しくなってしまうのですが、「紐を通す部分が外側に出ているのが外羽根色、そうでないものが内羽根式」とざっくり覚えてもオーケーです。

内羽根式の方が、外羽根式に比べるとフォーマル度は高くなります。

したがって、例えばクラシカルなホテルでのウェディングであれば、この場合だと内羽根のストレートチップの方が適役ということになります。(内羽根ストレートチップは、フォーマル寄りの革靴の代表格)

一方、レストランウェディングなどで、主催側からも「二次会のようなカジュアルな服装でオーケー」が出ていれば、外羽根靴でも対応できるでしょう。

それと、一般的なビジネスシーンであれば、内羽根と外羽根どちらを選んでも構わないと個人的には感じています。

ちなみに、カジュアル感のある外羽根式は、内羽根に比べると脱ぎ履きがしやすいというメリットがあります。

脱ぎ履きの多い場所に営業に行く方などは、内羽根式よりも外羽根式の方が機能的なメリットのあるかなと。

おしゃれ上級者になると、「外羽根はカジュアル感が高めだから、今日はスーツよりもジャケパンにするか」と、洋服も少しカジュアルに寄せて統一感を出すという方もいます。

 

革靴の色(黒か茶か)

革靴も細かく見ていくと色々なカラーがありますが、ざっくり分けるなら「ブラックとブラウン

ブラックの方がフォーマル寄りで、ブラウンはカジュアル寄りのカラーになります。

例えば、ストレートチップでも、黒よりもブラウンの方がカジュアル感は高まる。

シチュエーション的に、厳粛な場面であれば黒を選んでおけば安心ですね。

一方、様々な色味が存在するのがブラウン。

こげ茶のような黒に近いものから赤茶、ライトブラウンと言われる明るい茶色まで様々ですが、色の濃いものの方がフォーマルに寄ると覚えておけば、間違いは少ないでしょう。

ビジネスシーンで使うなら、黒とこげ茶の二色があれば十分だというのが、個人的な意見です。

 

穴飾りの有無

革靴の中には、↑のような装飾(穴飾り)があるものも少なくありません。

この穴飾りの面積が広くなればなるほど、カジュアル感は高まります。

よって、穴飾りがない方がフォーマル感が高まり、ある方がカジュアル感が強まっていくという認識でオーケーです。

例えば、ストレートチップでも、ちょこっと穴飾りが施されたものがあります。(名称的にはパンチドキャップトウ、セミブローグなどがあります)

その場合は、ぱっと見はストレートチップでも、少しカジュアル感は上がるという解釈で。

この靴(↑)であれば、外羽根式かつ穴飾りがあるので、わりとカジュアル感の高い靴という風に読み取ることができます。

ただ、色はブラックなので、カジュアルめだけどカジュアルすぎないといったところでしょうか。(わかりにくい…汗)

ちなみに、このくらいの靴だと僕はスーツには合わせないけど、ジャケパンやカジュアルな服装には合わせます。

この辺は人によって解釈がそれぞれなのですが、そんな感じです。

内羽根式、かつ穴飾りなし、色はブラックのストレートチップと比べると、圧倒的にストレートチップの方がフォーマル感は高い=スーツなどによりフィットするということも言えるでしょう。

 

ひも靴か、スリッポンタイプか

言わずと知れたローファーなど、紐のないスリッポンタイプは革靴の中でも最もカジュアルな部類に属します。

内羽根のひも靴はもちろん、外羽根のひも靴よりもカジュアル感の高い靴です。

ゆえに、ローファーは休日のジーンズスタイルなどにも合わせられたりするんですね。

ただ、カジュアルな革靴の極みとは言え、思いのほか守備範囲が広いのも特徴。

こんなビジネスで着るようなジャケパンに合わせても、バッチリハマる汎用性の高さがあります。(ジャケパンは、スーツに比べればカジュアルな服装なので親和性があると自分は解釈しています)

「スーツにローファーを合わせるのはアリ?」

こんなことをたまに聞かれるのですが、コレも人によって解釈はマチマチな現状です。

ファッションを専門としたスタイリストの方でも、合わせる方とそうでない方がいます。

ちなみに、僕は一般的なビジネスで着るスーツには合わせないけど、コットンスーツなどカジュアル感の高いスーツなら合わせる。こんな解釈です。

ただし、スリッポンには例外もありまして、↑のような「タッセル」がついたものは「スーツにも合わせられるようなフォーマル感のあるもの」ともされています。

ただ、個人的にはブラウンのタッセルローファーは、スーツによっては足元だけ浮いてしまうので、タッセルローファーをスーツに合わせるならブラックを選ぶと決めています、参考までに。

 

ここまで色々とお伝えしましたが、 自分は

・内羽根式はスーツスタイルかフォーマル寄りのジャケパン

・外羽根式はジャケパンやきれいめな休日着

・ローファーはジャケパンや休日着(タッセルローファーは、ジャケパン、休日着、黒の場合はスーツに合わせることもアリ)

例外はありますが、ざっくりこんな区分けで使い分けしています。

 

革靴は説明し出すと沼にハマるのでここまで

今回は、「革靴のフォーマル度カジュアル度の見分け方」ということで、ざっくり簡単な見分け方をご紹介しました。

まとめると、

・内羽根式か外羽根式か…内羽根の方がフォーマル寄り

・色がブラックかブラウン系か…黒の方がフォーマル寄り

・穴飾りの有無…ない方がフォーマル寄り

・ひも靴かスリッポンタイプか…ひも靴の方がフォーマル寄り

といった感じで、例えばカジュアルな装いに合わせる革靴がほしいなら、フォーマルの逆をいけば大ざっぱには選ぶべき靴が見えてくるでしょう。

革靴の話は、デザインの歴史まで遡ったり、

スエードは?モンクストラップは?

なんて考えだすと、書くにも膨大な量になりますし、人によって解釈は異なります。

「この服装の場合は、この靴でいいんですか?」

という問いにも、おそらくショップスタッフさんによって答えにバラツキが出るでしょう。

今日お伝えしたことは、大きく揺らぐことはないと思うので、「革靴選びの手がかり」の一つとして使っていただけたら幸いです。

それでは今日はここまで。

いつもお読みいただきありがとうございます。

また次の記事でお会いしましょう!

 

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