スーツ・ジャケパン

いつものスーツの着こなしを格上げする「ちょっとした」5つのチェックポイント

令和の時代。

時は進み、今やノーネクタイにスニーカー通勤はかなり浸透し、スーツを着なくなった方も多いのではないでしょうか。

そもそも多くのビジネスパーソンから「スーツや革靴なんてこの世からなくなればいいのに!」なんて言われて、肩身の狭い思いをしているスーツ。

僕も昔々は

「スーツってホント着にくいし、なんでこんなもの着なきゃいけないかワケわからんわ!」

なんて思っていましたが、今ではたまにオフの日にさえスーツで出かけるほどのスーツ好きになってしまいました。

スーツほど着ることで気分が引き締まる洋服はないと思うし、ルールに沿って着こなせばきちんとした着こなしができる。

そんでもって、男性のスーツ姿が好きな女性は未だ少なくありません(笑)

私服(カジュアル)よりも圧倒的に、おしゃれを追求しやすいウェアだと思うのです。

さて、

カジュアル通勤が浸透してきたとは言え、街中を観察しているとまだまだスーツにタイ着用が定められている職場も多いのかなと。

そこで今回は、ちょっとした心がけで変わる、スーツスタイルが引き締まる5つのコツについて解説していきます。

本当は、時代的には「ストレッチ素材のクールビズジャケットおすすめ!」「スニーカーのような履き心地のビジカジ革靴特集!」「ノータイで素敵に見えるコツ」

なんて記事を書いた方が多くの方に喜んでいただけるのかなとも思っているのですが、僕自身「スーツにネクタイを締めて革靴を履く」という文化を絶やしたくないという思いがあります。

というわけで、今回の記事。

ご興味がある方は、よろしければ目を通していただけたら幸いです。

スポンサードリンク

 

①スラックスの裾はためすぎない

まず、スラックスの裾に注目してみましょう。

裾を長くしすぎると全体の見栄えがルーズに見えがちなので、「適正な長さ」に整えると、見栄えがシュッと整います。

「シュッ」てどんなだよっていう(笑)

お好みや裾幅、時代の流れによって「適正値」は多少変わりますが、個人的には↑の画像くらいの長さ、つまり、裾が革靴にわずかに乗るか乗らないかくらいが中庸で大きく外すことはないかなと。

そういえば、先日とある女性とファッションの話題を話していた時に、「スーツの裾が長いと、もう、裾上げしなさいよ…とハラハラしてしまう」と仰っていたのを思い出しました。

なかなか手厳しい意見ですが(汗)、女性は意外と男性の細かい所まで見ていたりするものなんです…。

スラックスのお直しは、購入したお店で後からでもお直しに出せるので、「ちょっと長いかなー…」なんて感じる方は、お店で相談されてみるのもいいでしょう。

 

②革靴は「ほどよく」手入れをしておく

革靴をきちんときれいにしておく。

お洒落というよりも身だしなみの範囲だと思うのですが、あまりに汚れた靴で客先などに行くのは、

「自分たちのことを大事にしてくれていないのかな…」

という風に捉えてしまう方もいます。

個人的には、自分の顔が映るほどピッカピカでなくてもいいと感じますが、きちんと手入れをしていることが感じられるような状態にしておくのは、一緒に仕事をするパートナーやクライアントへの気遣いになると考えます。

…なんか、文章にするとカタ苦しいけど(汗)

最近は、「靴磨き選手権」など靴磨きのイベントが都内を始め各地で開催され、賑わいを見せています。足元をきれいにしておくという意識が高まるのは素晴らしいことですね。

個人的には、洋服に調和するような控えめな光具合の磨き方が好きです。

…お前の好みはどうでもいいって?(笑)

どちらにせよ、自分のお気に入りの革靴をきれいに磨いて身につけるのは、背筋が伸びて気分が高まるものです。

 

③ネクタイにディンプル(くぼみ)を入れてみる

ネクタイをどう身につけるかでも、スーツスタイルの見栄えは変化します。

マストではありませんが、ネクタイに「ディンプル(くぼみ)」を入れてみてはいかがでしょうか。

ディンプルとは、ネクタイの結び目にできるくぼみ。コレをほどよく作っておくことで、胸元にわずかな華やぎと立体感が生まれます。

↑ネクタイのディンプルの入れ方を動画で解説しました。

スーツスタイルは、スーツにネクタイ、革靴とスタイルが決まっているがゆえに、ただ着るだけではなかなか他と差別化ができません。

ネクタイにディンプルを入れるなど、「着こなし」に工夫を加えることで、見栄えに抑揚が生まれるのです。

 

④ポケットをチーフを入れてみる

日本では浸透度が低く、「えっ、パーティグッズじゃないの?」なんて言われそうなポケットチーフ。

個人的には、お祝いの席のみならず、ビジネスシーンでも取り入れていただきたいアイテムです。

取り入れ方はカンタン、リネン素材の無地の白チーフを「TVフォールド」と言われる折り方で四角くたたんで入れておくだけ。

ちょろっと白をのぞかせるだけでも胸元にポイントができ、見栄えが思いのほか洗練されるのです。

コレ、初めての方はとても抵抗があると思います。違和感たっぷりで、なんだか気恥ずかしくなってくる。途中で外したくなってくると思いますが、数日間ちょいと頑張って使い続けると、少しずつ慣れてきます。

アパレル業界のスーツフロアの方は、ポケットチーフを忘れるとテンションがダダ下がりになる方もいらっしゃるくらい、大事なパーツだったりするのです。

ご多分に漏れず、僕もチーフを忘れるとテンションが下がります(笑)

 

⑤ヘアスタイルにセット感を出す

ある意味、服装以上に気を配っていたいヘアスタイル。

人によってヘアスタイルはそれぞれですが、スーツスタイルに比較的ハマりやすい髪型の共通項というものは多少あります。

それは、

・おでこを出す

・セット感を出す

ということです。

現在におけるスーツスタイルは、洋服の中ではカジュアルとは対極にあり「ドレッシー」な領域です。

髪型も同様に、ドレッシーにしておくことで、スーツスタイルとの親和性が高まるんです。

例えるなら、カジュアルの極みであるヘアスタイルは、寝起きの何もしていないボサボサの状態でカジュアル感100%。

ドレッシーなスーツとは対極にあるので、スーツとはなじみにくいのです。想像するとわかりますが、寝起きのボッサボサの髪型でスーツを着ても、あまりフィットしません…。

では、髪型をドレッシーに寄せるにはどうすればいいか。

まず、「おでこを出すこと」で清潔感や明るさが生まれ、スーツスタイルが引き締まります。

また、さらに「ピシッ」とした雰囲気を出したい場合は、整髪料でちょっぴりウエット感(ツヤ)を出すことで、ドレッシーな雰囲気がさらに加わるのでおすすめです。(ツヤの出るワックスやジェルなどでセット)

例えば、アカデミー賞などの授賞式をご覧いただくとわかりやすいのですが、タキシードスタイルの男優さんの髪型は、(もちろん人によりますが)整髪料でほどよくツヤを出して、おでこも出しているスタイルが比較的多いです。

「ドレッシーなタキシードに寝起きのヘアスタイル」だと、きれいめ具合が違いすぎてマッチしにくいですから、髪型もタキシードにフィットするように寄せているのです。

彼らがもし、寝起きの髪型でタキシードを着ても、あまりカッコよくは見えないでしょう。

もちろん、そうしなければスーツスタイルが絶対にカッコよく見えないということではありませんが、見せ方の一つとしてチェックしておいて損はないと思います。

 

スーツの着こなしは、ちょっとしたことでも積み重ねると変わっていく

今回は、スーツの着こなしが引き締まるちょっとしたコツ5点をご紹介しました。

①スラックスの裾をためすぎない
②革靴を「ほどよく」手入れしておく
③ネクタイにディンプルを入れてみる
④ポケットチーフを取り入れてみる
⑤ヘアスタイル

お手持ちのスーツでできることが多いので、できるところから取り入れてみてはいかがでしょうか。

カジュアルな私服スタイル以上に、スーツの着こなしはちょっとした心がけで思いのほか見栄えは変化します。

たかがちょっとしたこと、されどちょっとしたこと。

それでは、今日はここまで。

いつもお読みいただきありがとうございます。

また次の記事でお会いしましょう!

 

▪️「どんな洋服を買っていいかわからない!」コーディネーターがリサーチしたアイテムをチェック

「シンプルなファッションをしたいが、どんな洋服を選べばいいかわからない」「洋服の失敗が多い」という方のために、コーディネーターの目線でリサーチしたファッションアイテムを「note(ノート)」で毎月ご紹介しています。

詳細を見る

▪️1万人以上の方が視聴するファッション解説チャンネル

YouTubeでファッションを楽しむための思考法、揃えたいアイテム、購入品レビューなどを解説しています。おかげさまで、1万人を超える方にご視聴いただいています。

詳細を見る

 
スポンサードリンク

ピックアップ記事

  1. いつものスーツの着こなしを格上げする「ちょっとした」5つのチェックポイント
  2. 程よくおしゃれ!ざっくり素材セーターのススメ
  3. セットアップのジャケットスタイルってキザに見える?
  4. ファッションって着てはいけないNGアイテムってあるの?
  5. おいしそうなお料理とステキなファッションの共通項

関連記事

  1. スーツ・ジャケパン

    スニーカー通勤ってファッション的に正直どう思う?

    スニーカー通勤が推奨されてからしばらく経ちますが、皆さんは何を履いて通…

  2. スーツ・ジャケパン

    ノーネクタイ・スニーカー通勤の時代にスーツを着ている人について思うこと

    ここ数年、ビジネスにおける服装のカジュアル化が進みました。特に、最近の…

  3. スーツ・ジャケパン

    これで安心!スーツとネクタイの組み合わせ基本の「き」

    ノーネクタイ、スニーカー通勤とビジネスウェアのカジュアル化が進んでいま…

  4. スーツ・ジャケパン

    スーツの色、迷ったらネイビーとグレーどちらを選べばいいの?

    スーツの色と言えば、何色を想像しますか?ネイビー、ブラック、グ…

  5. スーツ・ジャケパン

    知人の結婚式のスーツスタイル、私はこんな服装で参列しています

    ジューンブライドという言葉がありますが、実際は6月よりも秋の方が結婚式…

  6. スーツ・ジャケパン

    古き良き魅力を味わう「スパッカネアポリス」のネクタイ

    毎度言っているような気もしますが(汗)、夏のみならず年中ノーネクタイに…

スポンサーリンク

最新記事

  1. 筆者のクローゼット

    【デニムワークス】倉敷は児島発ベティスミスジーンズがあなどれなかった話
  2. つれづれなるままに

    人の意見に左右されず、自分でモノ選びするために必要なこととは?
  3. おしゃれのテクニック

    長方形サコッシュの3つの便利な持ち方とは?
  4. ユニクロを着る

    春のお供に!ユニクロのスーピマコットンクルーネックセーターのすすめ
  5. 筆者のクローゼット

    ビーミング×モンベルのインナーダウンジャケットが室内着にもイイ!
PAGE TOP