日本で知らない人はいないであろうベーシックウェアブランド「ユニクロ」
クセのないベーシックなデザイン、価格に対する圧倒的なコストパフォーマンスで、最近は国内のみならず国外でも評価されています。
上手に選べば、全身ユニクロでも十分なおしゃれができてしまいますし、今やおしゃれ初心者から上級者まで、様々な層が愛用しているブランドです。
と、テンプレートのようなことを言いましたが(笑)、ご多分にもれず僕もセレクトショップのアイテムの中にユニクロをミックスしたりして楽しんでいます。
ところで、同じユニクロを着ていても、周りのユニクロユーザーよりもやたらおしゃれに見える人を見かけることがあります。
なぜ、彼らはおしゃれに見えるのか。
もちろん、着方やヘアスタイルなど雰囲気作りも大事なのですが、「どのユニクロアイテムを選ぶか」というアイテム選びも大事だと考えています。
「好きなものを好きなように着ればいい」という楽しみ方であれば、そんなことは気にしなくていいでしょう。
一方、「誰かに褒められたいなー」「おしゃれって言われたらうれしいなー」なんて気持ちが少しでもあれば、ある程度客観性を意識したアイテム選びも必要です。
「ユニクロのおすすめアイテム」を解説したコンテンツは、今や色々なファッションブロガーさんやスタイリストさんが提供してくださっています。
書店でも、ユニクロに絞ったおしゃれ指南本が何冊もリリースされていますし、正直あまり新鮮味は感じないかもしれません。
ただ、僕には僕の視点があります。
専門家の一人として今日は、僕が愛用している(もしくは、していた)ユニクロアイテムについて解説していきます。
僕が考えるユニクロのおしゃれアイテムはコレだ!
僕がユニクロで愛用しているアイテム、まずは「ニット(セーター)類」です。
特に、「エクストラファインメリノウール」を使ったハイゲージセーター、「カシミアクルーネックセーター」などは、本当によくできているなーと感じます。
僕は、イギリスの「ジョンスメドレー」というブランドのセーターが好きなのですが、価格的に何枚も買えるわけではないので(汗)、二番手としてエクストラファインメリノシリーズを愛用しています。
二番手というと、響きはよくないかもしれません。
でも、あのジョンスメドレーの代役が務まるってすごいことだと思うのです、しかも3000円くらいで…。
クルーネックが一番使いやすいと思いますが、個人的にこのシリーズで好きなのはタートルネック。
毎年、なにがしかの色を購入している気がします。
で、上の画像の「カシミアクルーネックセーター」
こちらは、カシミアという素材ゆえにユニクロにしては高額なアイテムですが、十分コストパフォーマンスの高いアイテムです。下手にセレクトショップで2万円くらいのカシミアを購入するなら、こちらの方がいいかもしれません。
クルーネックのグレーを購入しましたが、ネイビーとだいぶ迷いました。着心地も非常に軽くあたたかいので、冬の時期に重宝しています。
ユニクロには様々なセーターがありますが、手堅くきれいに着やすいのは、この2アイテムかなと感じます。
どちらもコーディネートをグッと大人な雰囲気に寄せてくれるのが素敵なんです。コートやジャケット、ブルゾン系のインナーにしてもいいし、カシミアクルーネックセーターは秋頃に一枚で着てもいい。
選ぶ色に関しては、ネイビーやグレーがメインで、たまにブラウン系やダークグリーンなどで素敵な色味が出た時は、そちらを選ぶこともあります。
ちなみに、カシミアシリーズは、毎年秋が深まってくるとたまに限定価格で販売することも。その時に買ってみるのもいいかもしれませんね。
ユニクロのおしゃれアイテムと言えば「パンツ」もあなどれない
ユニクロのおしゃれアイテムとしてあなどれないパンツ類。
EZYアンクルパンツやノータックスリムフィットチノなど、きれいめパンツも優秀ですが、個人的に好きなのはジーンズ類。
まず、「ブラックデニム(黒スキニー)」は、シルエットや履き心地共に素晴らしい。特に、コーディネートをスタイリッシュにしたい時に履いています。
(画像で履いているのは、ウルトラストレッチスキニーフィットジーンズのブラック)
個人的には、黒スキニーって細かく見なければクオリティの差がわかりにくいので、ユニクロでも十分かなと。(もちろん、こだわりのある方は投資するのも大いにアリだと思います)
こちらは、お客さんにご案内した白デニムですが、「セルビッチストレッチスリムフィットジーンズ」は、よくできたジーンズだなと感じます。
細すぎずゆったりすぎず、ちょうどいい太さ。素材感も、ストレッチ素材のわりにかなり頑張っています。
僕は、白デニムがあまり似合わないので、ネイビー(リジットタイプ)を買ってよく履いていました。(履きつぶして手放してしまいましたが…)
パンツがある程度きれいな雰囲気のものだと、コーディネートがまとめやすくなります。
この2アイテムは、どちらもきれい過ぎずラフ過ぎない立ち位置なので、非常に使いやすいでしょう。
おしゃれフリークも注目するデザイナーズコラボ
数年前から始まった、世界的ブランドとのコラボレーション。
ルメールとのコラボ「ユニクロU」や「ユニクロ×JWアンダーソン」など、最近では「エンジニアードガーメンツ」とのコラボが記憶に新しいかと思います。
このコラボレーションは、ユニクロの「ベーシックさ」に、デザイナーの「個性」がプラスされたシリーズ。個性的すぎて難しいアイテムも少なくありませんが、比較的シンプルで使いやすいものもあります。
また、ユニクロインラインよりも「流行(トレンド)」を強めに取り入れています。そこがおしゃれ上級者の目にもとまる理由なのかなと。
↑の白い半袖セーターは、ユニクロUの2019年春夏のもの。ミラノリブクルーネックセーターは、暑い季節にTシャツよりも大人っぽく着れるので重宝しています。
今年の春のJWアンダーソンコラボのMA-1ブルゾンは、めちゃめちゃ着ました(笑)
ミリタリー感控えめなきれいな雰囲気のブルゾンで、大人っぽく着やすいのがよかった。ネイビーとベージュの二色展開だったのですが、使いやすいネイビーから完売していました。
デザイナーズコラボは毎回アイテムが変わるので、「どれがおすすめ」とは言いにくいのですが、チェックしておくのもアリだと思います。
ただ、個性的なアイテムも多いです。
シンプルにまとめたい方は、全身デザイナーズではなく、一点だけアクセントとして入れるような使い方をするとなじませやすいでしょう。
ユニクロUの「クルーネックTシャツ」はもはや定番、気軽にラフに着れるのが素敵です。洗濯にに比較的強いのもうれしい。
今回はグリーン、レッド、グレーを購入しましたが、グレーが一番ツボでした。
まとめ
まだありますが(シームレスダウンなど)、特に気に入っているもの、かつ自分で実際に購入して袖を通したものについてご紹介しました。
選んでいるアイテムの共通項としては、シンプルかつきれいめのものが多いかなといった感じです。
どういったファッションをしたいかで正解はそれぞれです。
一つ思うのは、ベーシックなアイテムを揃えておくと、コーディネートが組みやすくなるし、それを起点として色々な方向に持っていけるなーということ。
ユニクロは元々ベーシックに徹したアイテム展開をしていますが、その中でも極めてシンプルなものを選んでいるなと、このブログを書いて改めて感じました。
アイテム選びのヒントになれば幸いです。
今日もブログをお読みいただきありがとうございます。
また次のブログでお会いしましょう!